27.11.25

全日本菓子輸出工業協同組合連合会

(JAPAN TACOM)

ベトナム市場調査(ホーチミンシティー)について

 

1 実施時期等>

  

  期  間 : 27.11.12(木)〜11.16(月)

参加者 : (JAPAN TACOM 組合員13社、計20名)

 

 2 全 般

 全日本菓子輸出工業協同組合連合会(以下「JAPAN TACOM」)は、
平成27年11月12日(木>)から同月16日(月)までの間、ベトナム・ホーチミンシティーにおいて、
日本の安心安全で美味しいお菓子の販路開拓のため、市場調査を実施した。

今回の市場調査は、農水省様の補助事業として実施したものである。

JAPAN TACOMとしては、ベトナムでの全体的な活動は今回が初めてであり、
また、組合員も初めての訪越が多かった。
ベトナムの情報について、訪れた経験者が少数なため地図等での確認では情報が正確に入手できず、
現地に行ってみないと実際には判明しない点が多かった。

 

3 実施内容

(1)11月12日(木)

入国審査の書類はパスポートだけでよくまた、税関申告書類が日本人には不要であった。
入国審査等は非常にスムーズであった。

 角丸四角形吹き出し: タンソニャット空港入国審査を終え出たところ。人々が何をすることでもなく座っている。

  

(2)11月13日(金)

  日系工場調査

1.新田ゼラチン様ベトナム工場

   角丸四角形吹き出し: 整理された工業団地内に所在する。

角丸四角形吹き出し: 工業団地内事務所でのブリーフィング風景

  

 角丸四角形吹き出し: 工場現場に移動し調査した。
工場建設の苦労点等を話していただいた。

     

 2.エースコック様ベトナム工場調査

工場長付きの武田様からブリーフィングを頂戴した。

 

 実地工場内調査

     

 

 11月14日(土)

嗜好調査

  ホテルの会議室を午前・午後と借り切って一般消費者(お菓子の主な消費者である女性)を対象として、
試食してもらいその感想を述べてもらうという試食インタビューを実施し、各商品に対する評価などを聴取した。
ベトナムはマレーシアやインドネシアと違いハラル問題もなく、
また、インドのように牛を食べない風習もなく制約等はなかった。

試食してもらい、味、パッケージなどについて消費者に意見を述べて頂いた。

 

☆ 午前 家族持ちの主婦層を対象(参加者:計画18名、参加者16名)

    午前の風景

 

 ☆ 午後 20歳前後の大学生を対象ともの。(参加者:計画18名、参加者18名)

  

大学生を中心としているため、この年代はほぼ英語が話せた。

 

11月15日() 

市内市場調査

      イオン第1号店

   タンソニャット空港の近くのイオン1号店

   

 日曜日ということもあって店内は大混雑、

  

☆ SC VIVOCITY

  2ヶ月前に開店したばかりの新興住宅地に出来た現在最も新しいショッピングモール

 

香港資本とベトナム資本の合弁出資会社とのこと。

 

 

近隣の住宅地にはコリアタウンがあり、入店者も韓国人が多かった印象であった。

日本製のお菓子は少量しか置いていなかった。

 

      イオンCITYMARAT

 市内中心部にあるイオンと現地資本との合弁会社のスーパーのようなものを見る。
日本の様な食品だけ売っているスーパーはない。
このCITYMARATの系列はベトナムに約70店舗展開するとのこと。

  

 

 4 治安問題等

ガイドがいうにはベトナムは治安は良いとのこと。
タイ等のようにクーデターや内乱が起きている訳ではないからとのことである。
スリや引ったくりは日常なので目くじら立てるほどの問題でもないようである。

事前の検討会等でベトナム、特にホーチミン市は犯罪が多い国であるとの情報を得ていたので
機会あるごとに注意して緊張して臨んだものの。
やはり、同行者中バイクによるひったくり未遂(転んで膝を軽くすりむいた)、
スリによる財布盗難の計2件が発生した。これは、個人の不注意等の問題ではなく、
社会構造自体の根深い問題であると認識した。
しかしながら、被害を受けたことは本当に残念なことである。

 

5 渋滞

現在日本の援助で5本の地下鉄が計画中とのこと。
これらの地下鉄が開通すればバイクに頼っている交通事情は大きく変わるであろうと思った。
交通機関としてはバスが市内を走っているが時間的な予定が立たず、
バスの車内はスリ等が多くて恐いため皆利用しないとのこと。

 

移動中のバスから写す                       日曜の夜の目抜き通り

行き交うバイクで道路が見えない。

 

6 所見

  本事業では、タイトなスケジュールであったが、ほぼ当初の計画を遂行すること事ができた。

嗜好調査であるがホーチミン市の一般消費者を招いての日本のお菓子を食べて頂いて感想を聞く嗜好調査には
家族持ちの女性(計画18名、実施16名)と大学生18名の計34名に来ていただいた。
参加した各組合員の質疑は真剣で、時間を決めてのターンテーブル形式で回す予定が
「もう少し聞きたい、もう少しこちらの思いを伝えたい。」等々の要望で時間どおりに回らず時間が不足するほどであった。
嗜好調査に来て頂いた女性達から意見を活発に出して頂いて参加組合員としても貴重な情報が得られたものと推察する。

販路開拓では、じかに現地消費者の反応を聞く機会は大切であると再確認した次第である。

工場見学はでは、菓子関係の新田ゼラチン様とエースコック様の工場調査させて頂いて、
様々なご苦労や経験談等を頂戴し大変参考になった。
また、市内スーパーではイオン店が大盛況であるのが目に付いた。

終わりに、本ベトナム市場調査が大きな事故もなく成功裡に終わりましたのも
農林水産省様各御担当者様の御教示、御指導を頂いたお陰であると感謝申し上げます。